生徒の居ない学校でのんびり |
12月中旬から始まった中間テストがやっと終わり(長っ!1ヶ月以上もやってる!)、今週から2週間、冬休みです。
ただし、生徒は冬休みですが、今の日本と同じ、先生方は平常出勤です。とは言え、朝から授業時間に縛られるわけではないので、気分的にかなり楽です。今日は小春日和のような穏やかな日差しに、先生方は、校庭の隅のベンチでしばし日向ぼっこ (^^)
冬休みというのは、日本だったらクリスマスと正月が重なるのでお休み気分ですが、エジプトは全く季節感ありません。1月7日だけコプト教クリスマス新年で祝日でしたが。
定期テストは日本ではせいぜい3~4日なのですが、エジプトは1日1科目、多くて2科目、選択科目も単独で1日設定するし、そして、学年ごとに日にちを振り分けているので、結局、2ヶ月近くかかります。そして、ある学年がテストをやっていると、他の学年は自宅学習ということになります。テストをしない幼稚園も休園となります(併設幼稚園だけかも知れない?と言っても、多くの学校が幼、小、中もしくは高校まで併設ですが)。
何か無駄に日程を取り過ぎている気がするのですが、小学校からテストの点数が進路を左右する国ですから重要行事なわけで、その伝統は簡単には変わらなさそうです。
特に学年末テストは4月中下旬から始まって6月まで続き、そのまま夏休みに入り、新年度授業が9月下旬ですから、丸々4ヶ月授業をやらないことになります。
日本の生徒だったら大喜びするかも知れませんが、今までやったことを全部生徒は忘れてしまっていて、新学期には最初からやり直すんだ、と嘆いている先生方もいます。ただ、真夏には40度を越える日も続きます。一概に学校に縛り付けるのが正しいのかどうなのか・・・
緩いんだか厳しいんだか微妙で複雑なところです・・・
ともあれ、不謹慎ながら、日だまりの中で一瞬の幸福と平和を味わっています。
ナイル河畔で日向ぼっこをする野良犬 野良犬、野良猫が街中に溢れているエジプト |
ないす
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