2019年1月14日月曜日

蚊の季節?

真冬に蚊取り線香の図
臭うので、台所と洗面所専用
夏の間はほとんど刺されなかったのに、最近、毎日のように1~2カ所刺されます。寒くなってきたというのに不思議。エジプトでは、蚊も、夏の間は暑すぎて生きていくのが大変で、涼しくなってから活躍するのだろうか?

考えてみれば、去年も、2月頃が一番刺された記憶があります。蚊も生存競争を必死で生き抜いているんでしょう。

連続して刺されるものだから色んなところが痒くて、痒み止めが手離せません。

どこから進入してくるのか原因を探っていますが分かりません。隙間風が寒いので今年は窓という窓に全部目張りをしたので入り込む隙間はないはずなのに・・・

結局、使いたくないけども、蚊取り線香、リキッドのお世話に。

蚊取りリキッド
居間と寝室用

2019年1月13日日曜日

今日の天気予報・・・「ほこり」


今日の天気は ・・・ 久々にdust (ホコリ)、との予報でしたが、今日は一日中、砂埃のせいで空がどんよりとして、遠くが霞んでいました。

日本の花粉情報のようなものだと思えば納得もいくと思いますが、やはり珍しいユニークな天気予報です。

昨年の春にホントに前が見えなくなるくらいの砂埃というか、ひどい砂嵐を経験しましたが、ハムシーンと呼ぶのだそうです。アラビア語で数字の50 という意味ですが、50日間隔で訪れるとか、50日程度続くからとか、その時の砂漠の気温が50度程度まで上昇するから、ということらしいです。

ひどいときは、昼間でもホントに前が見えなくなり、突風も伴うので、砂だけではなく、そこら中のゴミも一緒に吹き飛んできます。髪の毛はジャリジャリ、服はもちろん砂だらけ、顔にも砂がへばり付いて、泥パックならぬ砂パックをしたようになります。


今日はそんなにひどくはありませんでしたが、それでも、家に帰ると、髪はザラザラ、鼻と喉がガラガラ、ヒリヒリします。

咳もちょっと出てきたので、このところ急に寒くなってきたこともあり、風邪の用心のため(去年は甘く見ていたので、若干引きずってしまったため)、鼻と喉のうがいをしっかり行い、身を清めたところです。

2019年1月10日木曜日

Merry Christmas & Happy New Year

学校の玄関入口

街中のショウウインドウ
年末になっても、年が明けても、エジプトには正月気分は全くありません。そもそも日常と変わりない平日なのだから、当たり前と言えば当たり前。

エジプトの新年休みは1月7日、コプト教徒のクリスマスから約1週間です。クリスマス休暇と言ってますが、一応新年の休みに当たります。

学校現場では、12月23日から1月6日が期末テスト前半、1月13日から29日までが期末テスト後半です。12月31日には、ある学校では、サンタクロースの着ぐるみの職員が、Happy New Year! と言って出迎えてくれました。

恐るべし、常識が崩壊する季節感(^^)




正月気分ないね~と話をしていたら、ハルガダに住む仲間が、紅海の初日の出
を送ってくれました。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2019ハルガダの初日の出


2018年10月8日月曜日

エジプト人教師のポテンシャルの高さ

教え込みを乗り越え、特活スピリットを生かした授業への挑戦

エジプト日本学校の先生たちが,その場の乗りで「特活ソング」,「特活リトミック」を作ってくれました。

幼稚園や小学校では、普段から挨拶や手洗いや努力目標などを加味したリトミック体操を沢山採り入れているお国柄ですが、即興で特活ソングを作って盛り上がるなど、エジプトの先生方の底力と、陽気で楽しむことが上手な人柄が遺憾なく発揮されています。

外面を気にしすぎる日本人にはなかなか真似ができません。素朴で羨ましくもあります。

この乗りで、それぞれの学校の校歌を作ってはどうかなあと思っています。



2018年10月4日木曜日

エジプト教育改革のブレーキと潜在的可能性

女子中高等学校のモーニングライン(朝礼)
エジプトの学校教育は、学力偏重との批判を受けていますが、教科教育に対する考え方も同様です。アラビア語、数学、理科、社会、コンピュータ、宗教、外国語等は教科として実施されていますが、体育、音楽、芸術、農業(日本で言う家庭科)等は、教科には含まれず、アンシェタ(その他の活動)として、学校裁量で実施しています。当然、学校規模により教員定数が限られていますから、そのアンシェタの授業は、実際は教員がいないため開講していない、つまり授業がない、という学校も多くあります。

新学年から、日本式学校の開校、特活の導入、全人教育を掲げた「新教育方針2.0」が実施されることになりましたが、その理念の具体化やカリキュラムへの反映、授業改善はまだこれからです。果たしてどこまで改革が進むのか注目しています。

しかし、日本であれば、新指導要領改訂までに、中教審を始めとした文科省関連会議、公聴会、各種中間機関会議、教育課程委員会、伝達講習会等が実施され、一定程度情報公開と微調整がなされるのですが、エジプト「新教育方針2.0」の概要は、教育大臣の記者会見での口頭説明や、自身のFBの投稿・解説記事で要点や概略を見かけたのみで、まだ正式なパブリックアナウンスはなく、また、そもそも正式通知文書がありません!

従って、現場の教員はおろか、教育委員会の職員ですら、教育改革の中身を知らないという事態が起こっています。(もう新年度が始まっているというのに!!)
とりわけ、新教育方針に基づき、全国全ての公立学校で「ミニ特活」と名付けられた学級会(日本で言うLHR)がカリキュラムに位置づけられることになりましたが、通知・通達や伝達講習会等は極めて不十分で、新学期早々、新1年生のカリキュラムを巡って、現場では戸惑いと混乱が見受けられます。(新教育方針は学年進行で実施のため、今年は小学校1年生のみの改革)

これでは、失礼ながら、教育省は本気で教育改革を実現しようと思っているのか疑問に感じるところも多いのですが、一方で、色々混乱や不満はあるものの、現場の教員は至って真面目で、おおらかで楽天的です。しかも、出たとこ勝負や土壇場の無茶ぶりパフォーマンス能力は、天賦の資質と言って良いほど驚くべき才能で、画一社会で飼い慣らされた日本人には到底真似ができません (^^)。

エジプトの未来のために勉強するよう訴えるイダーラ副所長
組織的で有機的な指導方針と学校運営方針が、現場の意欲ある教員ともっと高いレベルで上手く結びつけば、エジプトの教育改革に向けたポテンシャルはもっともっと高く発揮されるのになあ、とつくづく残念に思います。

「遊びを通した学び」ロールプレイ
旧課程では幼稚園からアラビア語や英語や算数が必修授業として教えられていましたが、新課程、日本式教育では、遊びそのものを通して知・徳・体を習得することを目指します。

新しい先生たちは、意外と即興でオリジナリティー溢れる指導案を発表してくれました。



「遊びを通しての学び」の実践例として、日本人ボランティアで縄跳び遊びの模範演技をしました。数の数え方もそうですが、ルールの理解、順番を守ること、相手を思いやること、協調性、協働の意味について、遊びの中から学びます。

我が強く、協調性の乏しいと言われているエジプト人には大変受け、自分にもやらせろ、と言ってすぐに混ざってきて楽しんでいました。その良いところが上手く生かされると良いですね。 いくら注意しても横入りする教員がいましたけど・・・(^^)/

2018年9月23日日曜日

エジプト日本学校開校

エジプト日本学校を9月23日(日)から予定通り開くので、そのための新任教員研修を行う、ということで休み返上で先週から1週間、研修会が行なわれました。つまり、やっと校長、教員の採用が決まったというわけです。

昨日やっと、促成栽培的ですが、日本式学校教育についてのレクチャーとワークショップが無事終わりホッとしたところです。
と言いつつ、生徒の合否決定は、新教員スタッフによる面接試験を課すことになっているので、合格発表はまだ先の話で、生徒が実際どれだけ集まるのかは不明です。
しかも、生徒の最終的な入学者数次第で、今回採用が決まったはずの教員を増員したり、不採用にしたりするというのですからこれまた凄い話です。

また、2日目の会議の途中、先生方から労働条件と給料の質問が出て、それに対する教育省の回答に納得がいかない、と大騒ぎになり、多数の先生が研修をボイコットし会議が途中流会となってしまいました。

またしても開校が中止になるのではないかという事態となりやや焦りましたが、その日の夜中、急遽、教育副大臣が研修会場を訪れ,先生方の説得に当たり、給与一部改善の提案を行うなどして事態は一応収拾したようです。が、なかなか波乱含みです。

その一触即発の事態は、当日のマスコミにも報道されてしまうほどでした。https://www.elfagr.com/3251612


こういう火事場騒ぎ的な学校の開校が上手くいくわけがないと思うのですが、インシャアッラー、なるようにしかならない、と最近あまり驚かなくなりました。実際やってみて試行錯誤しながら軌道修正していくしかないと思うようになりました。





それは、一見矛盾しているかも知れませんが、教育省に熱く抗議をして研修をボイコットした先生方も、そのほとんどは、エジプト全土から集まった選り抜きの優秀な先生方で、実に熱心で、新しい教育改革に向けた理想や夢に溢れた先生方ばかりだということが、この1週間ばかり生活を共にした中で肌で感じることができたからです。




さて、案の定、まさかとは思いましたが、このような状況で、明日、日本式学校を開校するという大統領声明が発表されました。

The new academic year (2018-2019) of the Egyptian National education system will start next week in the country.

El-Sisi also inaugurated a number of educational projects and new schools in several governorates, including a Japanese school that will adopt the Japanese education system Tokkatsu for the first time in Egypt. 

The Tokkatsu education system focuses on achieving a balanced development of intellect, virtue and body by ensuring academic competence, rich emotions and healthy physical development. 
According to Shawky, who spoke at the event, the Japanese schools in the governorates were ready to launch and that those schools accepted more than 13,000 students across five types of schools.
"The goal of the new educational system is to build a new, different Egyptian generation," Shawky said. 

2018年9月9日日曜日

Egypt-Japan School の開校、またもや延期

エジプト教育省
今週、エジプトに新しい日本式の学校が40数校オープンする予定でしたが、こんな突貫工事じゃ9月上旬開校は無理でしょう・・・と内心思っていました。

案の定、9月下旬に延期、と突然発表されました。
(・・・祝日の振替日を5日前に政府発表で突然変更するお国柄です。)
また、この国の豪腕なところは、ある意味子どものためを思ってなのか、一般の公立学校の新学期もそれに合わせて全国一斉に延期を決めたことです。

開校まであと1ヶ月を切っていた段階で、指導者研修は継続して行ってはいたものの、校長も、教員もまだ決まっていないし、そもそも生徒募集も始まっていないという状況でしたから、延期という知らせは、別に驚きません。むしろ当然だと思っていました。

しかしその決断が、あまりに遅すぎます。
しかも、現状では9月下旬というのも怪しい気がするし、無理があります。と言うのは、相変わらず今日に至ってもまだ校長・教員人事は決まっていないし、生徒募集もまだという状態だからです。これでどうして再来週、新規開設校をオープンできる根拠があるのか、不思議でなりません。

行事やイベントの準備が2日前まで全く進んでいなくても、前日と当日になって、ギリギリ帳尻を合わせる、というエジプト人の姿を何度も見てきているので、その瞬発力や適応能力・調整能力の高さに、普段から大変驚き感心していますが、学校建設とそれを一緒にされてはたまりません。しかも未知のプロジェクトを立ち上げようというのですから、日本人の目から見れば、あまりにも雑な、無計画、無責任な対応に思えます。ハード面の管理、人事、広報等については全て教育省が管理し、日本側は「特別活動に関わる教育内容」以外は一切タッチしないことから、余計イライラが募ります。

右側別館:教育プロジェクトチーム入居
とは言え、あまり責める気になれないのもまた事実です。チームを組んでいるエジプト人指導者たちは、こんな事態に至っても、変わらずとても精力的で、建設的で、なおかつ、とても明るく、非常に楽観的なのです。時間や約束事にめちゃくちゃルーズですが・・・(^^)

シャウキー教育大臣
そして、新しい教育改革を呼びかけ担っている教育大臣は、元カイロ・アメリカン大学の教授で元ユネスコ・カイロ支局長です。実務経験はなく、まだ組織的混乱を上手に制御できていないように見えますが、彼の発するコメントの一つ一つが、非常に理知的で説得力があり、かつOECDやユネスコの教育理念を真正面に掲げた、21世紀の世界基準を新たに切り拓こうとする夢や意志に溢れた理想的でダイナミックもので、聞いていてワクワクするほど楽しくなります。

正直、日本のこの間の歴代文科大臣とは、比較するのも恥ずかしくなるほど魅力的に映ります。