2017年2月18日土曜日

エジプト・ゴミ事情

 仕事の話ですが、教育行政・学校運営改革のサポートというのが今回の私のミッションですが、1つのプロジェクトの要素に、エジプト社会に環境美化、清掃活動の定着を図ること、があります。そのため、学校現場から変えようというプロジェクトです。
 一昔前の話ですが、前回エジプトの病院を訪れたとき、病院の廊下に、詰まったトイレから屎尿が流れ込んできたり、患者が平気で病室の地べたにポイポイ、ゴミや鼻紙を捨てたり、それを見て驚いた私を見て、看護師がそのゴミを、拾ってどうしたかというと、窓の外にポイッと捨てたので、またまた驚いてしまいました。そのことを看護師長さん(?)に尋ねたら、エジプトでは清掃やゴミ拾いをして生計を立てている人がいるので、彼らの職を奪うことは出来ない、という説明を受けました。 わかったようなわからないような、不思議な気持ちでした。だけど~、と思いつつ、一方で、これは外部の人間が早計にうかつにコメントできない問題だな、という印象も強く植え付けられました。
 今回久しぶりにエジプトを訪れ、しかも今回は一応仕事です。さて、どこから手をつけていきましょう・・・

高級ホテル・コンラッド裏通り。


ちょっと皮肉というか哀しい
街中の商店街










ナイル川河畔、ゴミと瓦礫で堤防が出来ている
旧市街 瓦礫の隣に豪華内装の家が
混在








ゴミ箱があるのを発見! 

















サイドの文字でわかるように、ザマレクという高級住宅街だけのものです。
職場の現地スタッフに聞いたところ、新政府の方針とかではなく、ザマレク地区
独自で最近始まったものだそうです。

と言いつつ道行く人が相変わらずその場でポイポイ捨てている人を
多く見かけました・・・


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