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コシャリ |
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シュワルマ |
安くあげたいときには何と言ってもコシャリです。 普通盛りで大体5ポンド(30円)、大盛りで10ポンドです。米とマカロニとスパゲッティの中に、乾燥タマネギや豆を混ぜ合わせ、トマトソースや辛みソース、レモン汁をかけて食べます。たまに食べるというならまだ良いのですが、「the 炭水化物」 という感じで、食味がどうしても単調になるので、大盛りだと、後半やや飽きが来てしまい、腹を満たすためだけという感じになり、毎日だと少々苦しいですね。大きな店では、別メニューでマカロニ・ミートソースを出すところもあるので、2人以上で行って分け合うと、味の変化が楽しめます。
パン類では、中が空洞で丸い「アエーシ」というのが定番ですが、ハンバーガー状のものやコッペパン状のもの、そして、クレープ状のものまであります。いずれも、中に野菜ペースト(最近、ゴマ・ナスペーストにはまっている)や、ターメイヤという空豆コロッケ(やや重い)、シュワルマという太い棒状に巻き上げて吊した肉をそぎ落として、パンの中に挟み込んで食べます。大きさにもよりますが、大体10ポンド、肉入りだと15ポンド(100円しない)くらいです。皆さん、それをサンドイッチと呼んでいるのですが、日本だと耳を切り落とした食パンをイメージするのですが、確かに、パンに具材を挟み込んだものをサンドイッチと言うわけですから、特別間違っているわけではありません。ただ、サンドイッチとハンバーガーの区別がよくわかりません。
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「ブッチャー」という、地元のハンバーガー屋さん |
味に変化が欲しかったり、サイドメニューや飲み物が欲しいときには、世界的チェーン店のファストフード店もエジプトには沢山あります。ただし、料金はワンランクアップします。マクドナルドやケンタッキー、ハーディーズなどがあります。
ハンバーガー1個にフライドポテト、(ブッチャーはコールスロー付き)、ファンタかデミタスコーヒーがついて50~70ポンド、税金が10%以上付くので、少しだけ安い程度で、日本と値段はそんなに変わりません。エジプトの一般庶民が毎日食べていられるわけではありません。
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エジプト料理のレストラン |
安上がりの店は、やはりいつも混んでいて、狭いし、騒々しくて落ち着きません。静かにゆっくり食べたいなと思ったら、少し高いのを覚悟して、レストランに行くしかありません。
ここは、先日、エジプト人の先生に連れて行ってもらった、エジプト料理専門店です。モロヘイヤスープ、コフタというミートボール添えのガーリックライス、野菜サラダ、ワイン1グラス+お代わり自由のパンが付いて約200ポンド(1500円ほど)でした。エジプトにしては高いけど、夜だし、日本に比べればリーズナブルかなと。
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