エジプトの幼稚園や小学校では、盛んにナーサリーライムのような唱和やリトミック体操をふんだんに取り入れているようです。 この日は、朝から幼稚園のどのクラスでも歌や踊りの練習をしていました。先生方も随分熱が入っているので、どこかで発表するのか、と聞いてみると、来週、発表会があるのだそうです。 この間、エジプトには学芸会とか学校祭とかいう行事はないと聞いていましたから、それで現在、特別活動の導入のお手伝いをしに各学校を回っているわけです。
なんだやってるじゃないの、どこかで誤解があって正しく伝わってないだけではなかろうかと思い、親も沢山来るのか、と聞いた所、いや親は呼んでない、教育省の関係者が見に来るのだ、という返事でした。
これには少し、え~っ?と思いました。日頃の活動や勉強の成果を見せる相手が、親とか地域の住民とかではなく、教育省だというのです。もちろん、教育関係者を呼ぶのは大事ですが、まず、メインは、同じ学校に通う子どもたちや先生、そして、保護者や家族、地域の住民が先ではないかと思うのです。
それはさておき、子どもたちは一生懸命、元気よく、そして楽しそうに歌い踊っていました。
長いスカートを回しながら踊る、エジプトの民族舞踊タンヌーラを、
代表して踊るために、一生懸命練習する男の子
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